そもそもメタルジグは鉛で出来たものが主流ですが、近年ではタングステンやアルミなど様々な素材で作成されたメタルジグが流通しております
メタルジグの比重としては
・タングステン 19.3
・鉛 11.43
ステンレスはタングステンと鉛の真ん中くらいです
の順となり比重が高いほどコンパクトなボディとなりフィッシングプレッシャーの高いフィールドでは有効となる場合があります。また鉛は成形が容易ですので値段も求めやすいのですが、他の素材の場合は加工がし難い、素材が高価であるため鉛のものと比べると値段も跳ね上がります。ステンレスジグはステンレスそのものの輝きで魚を惹きつける事で釣果が向上します。
ステンレス製メタルジグの種類と作り方
今回はステンレス製のメタルジグを話の中心としてみます
ステンレス製メタルジグの作り方は大まかには二種類あります
・ステンレス板より加工する方法
・ステンレスパイプに鉛を流し込む方法
ステンレス板よりメタルジグを作る方法
1)設計
2)プログラム作成
3)切断
4)面取り
5)溶接
6)鏡面パイパン仕上げ
ステンレスパイプよりメタルジグを作る方法
1)ステンレスパイプをカット
2)アイを通す
3)鉛を流し込む
4)バリ取り
前者はMIMIC(ミミック)などに代表されるルアーがあり、後者の製法は宮崎県日向地方のステンジグ、パイプジグが該当します
自作しても良いとは思いますが、パイプに鉛を流し込むのにはテクニックを要しますし、鉛による健康被害も心配です。またステンレス板を加工するのも結構大変です。地元の利用しているアングラーの方から譲ってもらうか、自作する無いし、ビルダーの方から購入する事でステンレスジグは入手出来ます。
宮崎県ご当地ルアー ステンレスジグとは?
元々は宮崎県の日向地方のサーフでオオニベなどを狙うときに使われていたもので、地元では古くから普及していたらしいです。宮崎で使用されているものは上記のパイプより作成されたものが主流らしく、サーフで塗装が剥がれるため塗装は施さず使用されています。このステンレスのフラッシングが良いのです。
日向市の第二昇善丸船長さんが制作・販売しており久米島堂(高鍋市)でも販売しております
第二昇善丸のステンジグと入手先
第二昇善丸の船長さんのハンドメイドオリジナルのステンレスジグです
記事にしたく無いほど正直いえば釣れます
ラインナップも多数あります
GENKAIⅡ
ウルトラライトジギングに使える嬉しいサイズもあります
NEKOSOGI
ステンジグ実釣実績
メッキ(入れ食いました)
ダツ
カマス
イトヨリ
ジグとしても釣れますが、サビキの重りとして使ってもすごく釣れます
まとめ
ステンレスの輝きが特徴のステンレスジグですが、正直言ってかなり釣れます。
釣れるのであまり取り上げたくなかったのですが、多くの人に使って欲しいという事で今回記事にしました。加工機材や鉛の健康への影響もありますので購入した方が良いと思います。ステンレスジグが気になる方は第二昇善丸のステンジグを購入してみて下さい。
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