コンデンサーチューンの方法とノロジーホットイナズマ 使用感想

2020年10月10日土曜日

バイク・ツーリング バイク用品 自動車

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コンデンサーチューンとは


バッテリーにコンデンサユニットを装着することにより、各電装パーツの電圧降下を抑制し、パワー・トルクなど自動車本来のポテンシャルを引き出すとされます。
・バッテリーの電極板に付着し、性能低下の主原因となるサルフェーション(硫酸鉛)を分解・除去。
・バッテリーの性能維持を促進。

装着はバッテリー端子のプラス、マイナスに装着するだけで簡単に実施できる電装系チューニングの一つとされます
一時期はノロジホットイナズマが一世を風靡しておりましたが、火災事故などもあり現在は販売されておりません

コンデンサチューンの効果

コンデンサチューンの効果に関しては
効き目があった、効き目がなかった等意見が分かれ、
・着けたら不具合が出た
・エンジンのかかりが良くなった
・旧型車には効果がある
・効果があるならそもそも自動車(二輪車)メーカーが標準装備取り付けている
と効果に関しては賛否両論あります

コンデンサチューンの自作方法

電気を先行していなくスキルもないため、SOARIST工房より引用させていただいたコンデンサチューンのコンデンサユニット回路図です
そのコンデンサーチューンですがパーツ自体は数十円のものを組み合わせたものですので
電気系の知識があれば簡単に自作することが出来ます

品 名 必要数 単 価
4,700μF 2個 370円
2,200μF 2個 200円
1,000μF 4個 130円
470μF  4個 90円
330μF  6個 80円
220μF  6個 70円

https://www.soaristo.org/page/diy/condenser-tune.phpより引用

またコンデンサーチューンは着けたい所効果を出したい部品の近くに接続するのが良いと言われていますがバッテリーに取り付けるのが一般的です

ホットイナズマとPPSの違い

コンデンサチューンが出来るパーツメーカーから販売されている有名商品としてノロジーホットイナズマとトリックスターのPPSがあります。二輪用ではホットイナズマは販売されておらず、トリックスターのPPSのみが新品で購入可能です

トリックスターPPSとは


TRICKSTARは、『安定した電力供給!より強大な点火の発生!』を可能にする商品の開発を進めてきました。 それが『PPS』、パワーパルスシステムです。
PPSの優れた性能として蓄電性能があります


行き場の無い電気(迷走電流)を一時的にPPS本体に蓄え、バッテリーの電圧が降下した時に電気を補充し、電圧を安定させます

ホットイナズマなどのコンデンサチューンは中にコンデンサが入っておりますが

PPSはコンデンサを用いずにコイルを使用しているみたいです

トリックスターPPSの効果


PPSを装着することにより電圧降下の抑制・ノイズカットによる整流効果が生じ、スパークプラグの点火をより大きく、より長くさせることが可能です。これによって同じガソリン供給量でも点火効率が上がり完全燃焼に近づくため、COやHCの排出も抑えられ燃費や軸出力アップが実現されます。
更にノイズをカットすることによりバッテリーや電装機器への負担も減るので、保護に役立ち寿命も延びます
※https://www.trickstar.jp/products_news/1782より引用

ノロジーホットイナズマ 使用感想

いきなり言いますが、僕のバンディッド250vに関してはイメージ 2ノロジーホットイナズマをBandit250vに取り付けました。自分はバイクをカスタムする時は電気系統から手をつけることにしており、賛否両論ありますが気になったら確認しない気が済まない性格か由来しております。バイクが黄色なのでゴールドを選択しました。またアーシングも併用しております イメージ 1
ホットイナズマを使用した感想ですが、
装着してエンジンをかけたところいきなりアイドリングの回転数が上がりました。キャブを調整走行しましたが、装着後に走った感想としては加速が若干良くなりました。表現するならオイル交換後の調子の良い感じになった感じです。
旧車には効果があると言われておりましたが、僕は効果を感じました。

ホットイナズマ類似品でも良い理由

後日ディーラーの担当者に見られた際は、10,000円を出してまで取り付ける必要はないと言われました
担当の方曰くヤフオクの3,000円台のもので十分なんだとか
ヤフオクで探すと類型品が数多く見つかり、コンデンサの容量も豊富に有ります
最近バイク熱が高まってきており復活に向けて準備をしようかと思い探していると下記の記事を見つけました

株式会社サン自動車工業のホットイナズマシリーズで車両火災の危険性

国土交通省自動車局プレスリリースによると株式会社サン自動車工業のホットイナズマで車両火災が数件起きて、改善対策を実施。火災8件、部分焼損21件起きています。(2011.11.10)
http://www.mlit.go.jp/common/000172245.pdf
ホットイナズマをお持ちの方はお気を付けください。
発熱、発煙、発火の恐れがあるとしてリコールが出ているので車両火災になる前に取り外しましょう。
ホットイナズマの販売元は不具合情報を国土交通省に連絡をし、自主改善対応をしております。ただし、お問い合わせのあったお客様に対し、追加部品を送付し、お取付けいただく事らしいのでお持ちの方は早めに問い合せる事をお奨めいたします。
https://diy-maintenance.com/goods/caution.htmlより引用

こうなってくると自作は怖いですよね。

この経緯があり現在バイク用のホットイナズマは販売されておりません
このためトリックスターのPPS(パワーパルスシステム)が大手カスタムメーカーから新品で入手可能となります
こちらはコンデンサを用いるホットイナズマと少し異なるようです
少しばかり高いです。バッテリーに付けるコンデンサを自作するのが嫌だ、でも気になる場合ヤフオクで探したもので試してみるか、PPSを購入する事が装着への最短ルートとなります

さいごに

僕は古いバイクにホットイナズマを取り付けて加速やアイドリングの向上を確認する事ができました。気になる方はトリックスターのPPSかヤフオクで類似品を探してみてください。効き目が出るんじゃないかなぁ〜!?と思います

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