メッキアジの種類と特徴と鑑別点

2017年12月2日土曜日

メッキ

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メッキは死滅回遊魚の1つで夏から冬にかけて釣れる。
GT(ジャイアントトレバリー)の幼魚でもありその強い引きは多くの釣り人を魅了しルアーフィッシングでは釣りやすいため比較的人気な魚である。実際釣りに行ったときにはメッキの種類の多さに驚いた事がある。

実際にメッキアジは数種類釣れ一般的に釣れるメッキアジは下記の種類が多い
・ギンガメアジ
・ロウニンアジ
・オニヒラアジ
・カスミアジ

他にも様々な魚が存在するが、沖縄・奄美以外の日本国内で釣れるんじゃないですかメッキの殆どは上記4種である。


メッキなどの魚への鑑別参考書おすすめ

釣った魚で食べれるのか食べれないのか?
そもそも食することは可能なのか?
悩んだ場合はネットで調べたり詳しい方に聞いたほうが良いのですが
情報のソースとしては書籍に勝るものはありません
ネットや友人がどれだけ詳しいといっても書籍を執筆している学者や教授の知識には勝りません

釣魚1400種図鑑


by カエレバ


九州発食べる地魚図鑑

転勤したや遠征の場合、その土地土地で魚の呼び方が異なることが多いです
居酒屋で知らない魚が出ることもしばしばです
このめ事前に予習するために
by カエレバ

奄美大島に赴任する以前は釣魚1400種図鑑 海水魚・淡水魚完全見分けガイド を活用しておりこれで十分対応が可能でしたが、九州発食べる地魚図鑑も奄美などの南方系の魚もカバーしていますので心強いです


各メッキアジの種類と特徴と鑑別点

1. ギンガメアジ(Crevalle jack, Trevally)の特徴


成魚は全長80-90cmに達しますが九州以北で漁獲されるのは25cm程度までが多いです。やや体高があり、目は吻に近い。尾鰭、背鰭は黒く、背から頭部、吻にかけてがやや直線的です。
ギンガメアジとミナミギンガメアジと鑑別する際には比べて体高があり黒っぽい背鰭や尾鰭、鰓蓋上部の黒斑は小さい。頭部から吻にかけて緩やかなカーブを描く点が鑑別のポイントになります。オニヒラアジ、カスミアジ、カッポレ等との鑑別のポイントはロウニンアジより眼が小さいこと、鰓蓋上部に黒斑がないこと、体色が異なる点が鑑別のポイントです。

2. ロウニンアジ(Giant trevally)の特徴

成魚は全長180cmクラスの大きさに達しギンガメアジ属で最も大きくなります。
成魚の体色は灰白色~黒色で、オスは全身が黒ずんでいます。体は側扁して体高が高く、頭部は口先のなす角度が鈍く、小さい目と大きい顎をもちます。各鰭は黒みを帯びるが、尻鰭は白く縁取られ目の周囲には脂瞼が発達し胸鰭の下部周辺に鱗がない領域があります。側線は第2背鰭第3軟条下から尾鰭まで直走し、この直走部にはよく発達した稜鱗が26-38枚並びます。

3. オニヒラアジ(Brassy trevally)の特徴

体長80cm前後になります。ゼンゴ(稜鱗)は体の後半にのみあり体側上部に黒褐色のゴマ状の斑紋が散らばります。小型の時には体長に対して体高があり、成長するにしたがいほっそりして体高が低くなります。ざっくり言うと体高が高く斑紋があるのがオニヒラアジです。
体色は背部は真鍮色から黄緑色であり、腹部では銀白色となり若魚は体全体が銀白色を呈します。
ロウニンアジと区別しづらいですが第2背鰭の軟条数がロウニンアジは18~20とオニヒラアジより少ない事で鑑別できます。

4. カスミアジ(Bluefin trevally)の特徴


成魚は60 - 80㎝になり体は長楕円形で体高が高く鈍い銀色光沢のある青緑色で、多くの小黒点があるのが特徴です。何と言ってもその特徴は英名"Bluefin trevally"(青い鰭のアジ)と言われる程でその美しい青さは釣り日とを魅了します。

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